新型コロナウイルス感染拡大でもトランプ大統領の発言や対応に注目が集まっています。トランプ大統領のツイッターが相場に影響することもあり、私も注視していました。日本語訳で記事になる数時間前に米国の状況や方針が分かり、やっぱり英語は武器になる!と歴史的な相場の中で感じました。
そんなトランプ大統領(トランプ投資家?)のアドバイスをRich Dad’s Increase Your Financial IQで見つけました。
As Donald Trump says, “You cannot do a good deal with bad partners.” This does not mean bad partners are bad people. They may just be bad or wrong partners for you.
Rich Dad’s Increase Your Financial IQ
deal : 取引をする、取引
mean : 意味する
wrong : 間違い
increase : 増やす、増加
日本語訳
ドナルド・トランプ氏いわく「悪いパートナーとは良い取引をできない。」これは、悪いパートナーが悪い人だという意味ではない。彼らはただ、あなたにとって悪いまたは間違ったパートナーなのだろう。
トランプ大統領らしいと思いました。
この文章を読んで、すぐに思いついたのが生命保険です。
「知り合いにお願いされたから。」、「友人・知人が保険会社に勤務しているから。」といった理由で生命保険に加入している人が少なくありません。そういう方々からの保険見直し依頼が今まで何度もありました。
生命保険販売に従事している人は様々です。
少し辛口になりますが、保険販売のための保険募集人の試験はそれほど難しくありません。また、生命保険は保険会社のみならず、代理店形式で保険専業ではない会社が取り扱っていることもあります。
よって、それほど保険に詳しくない人が保険販売に従事しているケースもあり、さらには報酬体制が歩合制のような要素があるため、手数料の高い商品を販売する傾向にあると金融庁などから過去に指摘されたことも。
一方で、保険のスペシャリストもたくさんいます。私もそういう方に会うたびにとても感銘するのですが、とにかく保険商品に詳しく、医療関係者?と思うぐらい病気のことにも詳しい。もちろん、社会保険制度などにも精通しており、知識や経験を駆使し、時には「この保険は〇さんにとって必要性が低いです。なぜなら・・・」と、顧客のことを真剣に思い、むしろ販売しないという時もあるぐらいです。
いかがですか?あなたの担当者は前者ですか、後者ですか?
「どんな契約に入っているか分からなくて。」という人も多いです。おそらくそういう人は、担当者がどれだけ保険に詳しいかということも把握できていないと思います。
私たちは平均して月々4万円程度の保険料を支払っています。年間にするとおよそ50万円、10年で500万円です。高級車が1台買えそうな金額です。
車を買う時はきっと性能、デザイン、色など慎重に選び、担当者に色々と質問するはずです。
生命保険という”見えない商品”のため、つい友人・知人に勧められるままに契約をしている人はぜひ、車や家を購入するかのように慎重に契約してください。そうすると、良い担当者と取引したいと思うはずです。
親族であったり、親友であったり、あなたにとって大切な人かもしれません。だけど、良い担当者とは限りません。そんなことを教えてくれる一文です。