2020年4月10日(金)はグッドフライデーのため欧米市場は休場でした。一方、日本国内のマーケットは通常どおり開いていました。このように日本と海外では祝日が異なり、今回のように海外市場のみ休みということも。もちろんその逆もたくさんあります。
Go Banking RatesによるとNY市場には9日、休場の日があるようです。
there are nine calendar days per year when the stock markets close.
Go Banking Rates
https://www.gobankingrates.com/
そもそもグッドフライデー(Good Friday)とはどういう祝日なのでしょうか?
その前にイースター(復活祭)とはどんな日なのか確認しましょう。
イースターは英語でEaster
イエス・キリストが十字架にかけられて死亡した3日後に復活したと言われており、その復活をお祝いする日です。キリスト教信者の多い欧米ではクリスマスと同じように大切な日のようです。
そのイースターは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」とされており、2020年は4月12日(日)に該当します。日曜日はそもそも休日なので、イースター前の金曜日をグッドフライデーとして祝日にし、その週末を「イースター休暇」としてお祝いするようです。
「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」を英語で言いたいですよね。調べてみますと、以下のような表現が使われています。
Easter Sunday must always follow the first full moon after the spring equinox.
follow : 後に続く、フォローするで日本語でも使います
full moon : 満月
spring equinox : 春分の日
equinoxは難しい単語ですが、春分の日は昼と夜の時間が同じ、つまり等しいので、equal(イコール、等しい)が語源になっているのでは?というのが私の見解です。語源を想像してみると難しい単語も覚えやすいです。
以前、英語の先生に”B”は太陽が昇る様子をあらわしていて前向きな単語に使われ、”D”は逆に日が沈む様子をあらわすため、ネガティブな単語に使われることが多いと聞いたことがあります。
Big Bang(ビッグバン), beat(打ち勝つ), best(最高)
death (死), disease(病気), damage(ダメージ)
全てに当てはまるわけではありませんが、単語を覚える上で楽ですよね。
グッドフライデーの日には、トランプ大統領もツイッターで
HAPPY GOOD FRIDAY TO ALL
と投稿しています。
国によってはイースター(復活祭)の翌日をグッドマンデーとして、月曜日まで祝日となるところもあるようです。
以下はNY市場が祝日で休場となる日です。
Holiday | 2020 | 2021 |
New Years Day | Wednesday, Jan. 1 | Friday, Jan. 1 |
Martin Luther King, Jr. Day | Monday, Jan. 20 | Monday, Jan. 18 |
Washington’s Birthday | Monday, Feb. 17 | Monday, Feb. 15 |
Good Friday | Friday, April 10 | Friday, April 2 |
Memorial Day | Monday, May 25 | Monday, May 31 |
Independence Day | Friday, July 3 | Monday, July 5 |
Labor Day | Monday, Sept. 7 | Monday, Sept. 6 |
Thanksgiving Day | Thursday, Nov. 26 | Thursday, Nov. 25 |
Christmas | Friday, Dec. 25 | Friday, Dec. 24 |
https://www.gobankingrates.com/
欧米市場は日本時間の夜から早朝にかけて開いているので、市場が不安定な時は夜中なかなか寝付けない、何度も目が覚めてしまうという人も多いのではないでしょうか?私もその一人ですが・・・。
コロナショックに見舞われた3月。夜中、市場をチェックするとNYダウが1,000ドル以上も下落していた時は、その後なかなか寝付けませんでした。
上記祝日の日は、安心して寝てください!