FP相談業務において「海外に銀行口座を開設したい」と何度か相談がありました。よく話を聞いてみますと、海外への口座開設を促すセミナーを受講したということです。私自身受講したことはありませんが、聞いた限りでは、日本の財政赤字、金融不安など様々な懸念状況が紹介され、「リスク分散のために海外へ資産をシフトしておく必要がある。」というものでした。
手数料を払うことで、現地に行く必要がなく、また英語が話せなくても口座を開設できるというサービスを提供するためのセミナーというケースが多かったようです。(数年前の話のため、現在このような提供されているかどうか分かりません。)
そのセミナーやサービス、情報の質などについて言及できる立場ではありませんが、資産家の方が「日本の金融システム崩壊」、「銀行破綻」などに対して一抹の不安を感じられているのは事実で、海外に財産をシフトすることに一定の意味はあると個人的には思います。
『 海外銀行口座開設の為の必須英単語&あるある英会話集 』
そこで、私自身、いくつか本を読み、そして実際に香港とシンガポールに口座開設に出向きました。また、香港においては再訪し、口座を閉じる手続きも行いました。そのような経験を通して、海外へ口座を開設する必要性やメリット・デメリットなどを当サイトでも取り上げたいと思っています。
特に英語&経済に興味がある人は、口座開設を行うかどうかは別にしまして、海外旅行ついでに銀行に出向き、受付の人と話をするチャンスでもあります。
私は香港ではHSBC、シンガポールではOCBCに出向きましたが、受付の担当者、口座開設手続きの銀行員はもちろん英語が堪能でしたよ。香港に出向いた際は、何とか英語が話せる程度の時だったので、色々と大変でした(汗)
そんなエピソードも紹介したいと思います。