しっかり勉強して、一生懸命働くことが豊かさへの近道?

投稿者: | 2020-04-12

お金を稼ぎ、自分自身で生計を立てるために勉強し、そして働く。今まで疑うこともありませんでした。もちろん、FPという仕事をしながら、それ自体を否定したことはありませんし、大切だと思います。

ただし、家も買い、行きたいところにいき、かなり余裕のある豊かな生活をそれで実現できるかというと、疑問符がつきそうです。実際に、私も含め多くの人が住宅を購入するために住宅ローン(借金)に頼っています。
金持ち父さんシリーズの著書ロバート・キヨサキ氏は以下のように述べています。

Hard work doesn’t solve money problems. The world is filled with hardworking people who have no money
(an omission of middle parts 中略)
Education does not solve money problems. The world is filled with highly educated poor people.

Rich Dad’s Increase Your Financial IQ

solve : 解決する
problem(s) : 問題
be filled with ~ : ~で満たされている
education : 教育
poor : 貧しい

日本語訳
一生懸命働くことがお金の問題を解決してくれるわけではない。この世には、一生懸命働いているのにお金を持っていない人で満たされている。(中略)
教育がお金の問題を解決してくれるわけではない。この世は高学歴の貧しい人達であふれている。


鋭い指摘ではありますが、反論したくもあります。前述のように、学生の時に勉強をし、そして頑張って仕事をすることはとても大切です。ただ、一方で、今はスーツを着ることなく、通勤時間に満員電車にも乗らず、世界中の好きな場所にいて、悠々自適に生活を楽しんでいる人もいるようです。

なにが正しいか分かりません。
大変な時もありますが、私は働くのが好きです。もし幸運にも一生分の財産を手にしたとしても、多分、働き続けると思います。

違うシーンも想定してみました。今、大きな病気をして、社会保険対象外の自由診療で数千万円の費用をかければ病気が治ると言われた場合、多くの人にとって、今まで一生懸命勉強し、そして働いて築いた財産では対応できないかもしれません。そういう点では筆者の指摘を受け入れなければという見方も。

20世紀から21世紀になり、固定電話が当たり前だった生活環境が携帯電話になり、今や固定電話の必要性も低くなっています。「固定電話が家にないなんて。」と言われていた時もありましたよね。夏場でもネクタイが当たり前でしたが、今は誰もノーネクタイで文句を言いません。

今までの当たり前が当たり前じゃなくなる、非常識が常識となる。こういうことを私たちは知らず知らず経験してきています。
「少しでも良い大学に入り、一流企業に就職すれば将来安泰」という考え方はまだ残っていそうですし、「しっかり働きながらコツコツ貯金をして、投資などよく分からない、ギャンブルみたいなことはするもんじゃないよ。」というのも常套句でしょう。

でも、今回紹介した文章を読みながら、豊かになるためにはどうすべきか考えてみるのも良さそうですね。もちろん、「豊かさ」は人それぞれ違うので、答えもそれぞれで良いと私は思います。

ちなみに、同書では・・・

Financial intelligence solves money problems.

Rich Dad’s Increase Your Financial IQ

intelligence : 知性、知力

あえて訳しませんが、筆者の言いたいことが一言につまっています。

せっかくなので、しっかり働くことも否定せず、そしてお金の知力も身に付ける。一生懸命働きながら、お金のセンスも高まっていけば、豊かな道への選択肢が広がっていくのではないでしょうか。

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