ユヌス博士がグラミン銀行創設した時の一文です。
I did not know anything about how to run a bank for the poor, so I had to learn from scratch.
In January 1977, when Grameen started, I studied how others ran their loan operations and I learned from their mistakes.
Banker To The Poor: Micro-Lending and the Battle Against World Poverty
how to : ~の仕方
ran : runの過去形、「走る」以外にも会社などを経営・運営するという意味も
poor : 貧困、貧しい
had to : have to の過去形 ~しなければならない
from scratch : ゼロから、ゼロベースで
others : 他(他の金融機関)
<日本語訳>
私(ユヌス博士)は貧しい人達のための銀行経営方法を何も知らなかったので、ゼロから学ばなければならなかった。
1977年1月、グラミン銀行がスタートした際、私(ユヌス博士)は他の銀行などがどのようにローンのオペレーションを行っているのか調べ、そして彼らの過ちから学んだ。
目の前で飢餓に苦しんでいるバングラデシュの人々。そんな人たちに何か支援したいと考えるも、当時の銀行のシステムではお金を持っていない人達への融資は難しく。経済学者として経済学が何も役に立たないと嘆くシーンもあります。そこで、銀行、特に融資の方法について学び、既存の銀行とは全く違う銀行を設立することになるのです。それがグラミン銀行です。
<次回に続きます>
グラミン銀行&ユヌス博士については以下をお読み下さい!
ピンバック: 小口融資の実現に向けて | えいごのみー英語と経済同時に勉強!