
会計の英語表現はBATIC(国際会計検定)のテキスト、参考書が勉強しやすいです。
今回は財務諸表(Financial Statements)の資産、負債、資本がどのように説明すればいいのか?テキストから引用することで表現力を高めたいと思います。
まずは資産(Asset)!
An asset is a present economic resource controlled by the entity as a result of past events.
国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト〈2019年版〉: 国際会計理論
present : 現在の
entity : 主体のあるもの、存在するもの(この場合は企業を意味します)
past : 過去の
要約
資産は過去の事象の結果として、企業がコントロールできる現在ある経済資源のことを指します。
資産・負債・資本(純資産)で貸借対照表(バランスシート)が作られますが、バランスシートは一定時点での各資産などの残高。そういう点で、”過去の事象の結果として”というのは分かりやすい表現です。期首から期末にかけて生じた取引を全て反映しているものですよね。結果として。
次に負債(Liability)!
A liability is a present obligation of the entity to transfer an economic resource as a result of past events.
国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト〈2019年版〉: 国際会計理論
資産とよく似た文章ですが、obligation :義務という表現とtransfer :移転するという表現が使われています。経済的資源を移転する、つまり返済することで、そしてその義務のことを負債という。という風に読み取れます。
もちろん、負債には未払金なども含まれますが、未だ払っていないので、これから経済的資源を取引先にtransferするというように解釈すれば、やっぱり負債の説明として適しています。
最後は資本(Equity)です!
Equity is the residual interest in the assets of the entity after deducting all its liabilities.
国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト〈2019年版〉: 国際会計理論
residual interest : 残余持分
deduct : 控除する
よって、すべての負債を控除した後の残余持分となります。「資産-負債」ですね。
同じように収益と費用についてもまとめています。
財務諸表 収益と費用を英語で説明
また、バランスシートの構成など、基本的な仕組みはこちらでまとめています。
貸借対照表 バランスシートを日本語と英語で学ぶ
合格テキスト BATIC(国際会計検定)(R) Subject1 Ver.3.0
国際会計検定BATIC Subject1公式テキスト〈新版〉: 英文簿記
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