50/30/20のルール 海外から学ぶお金テクニックその1

投稿者: | 2020-05-02

よく「いくら貯金に回せばいいですか?」とか「手取りの何割を貯金するのが理想ですか?」こんな質問を受けることがあります。

手取りが20万円の人と100万円の人、子供がいる・いない、住宅や車の環境など、人それぞれ家計を取り巻く環境は異なるため、ズバリ「何割を貯金してください。」と回答するのは難しいところです。一般的に手取りの1割~2割という目安を示すFPが多いように感じています。



海外に目を向けると50/30/20ルールというのがあります。これはアメリカの政治家でもあり個人ファイナンスなども研究するエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)氏が提言した貯蓄方法です。2020年の大統領選に立候補していましたが、2020年3月に撤退しました。

では、50/30/20ルールがどういうルールなのかまずは英文から見ていきたいと思います。

The50/30/20budget
you spend roughly 50% of your after-tax dollars on necessities, no more than 30% on wants, and at least 20% on savings and debt repayment.

NerdWallet

手取りの50%を生活に必要なお金に回し、30%以内を自由に使えるお金とし、最低でも20%は貯金をしなさいという方法です。
budgetは予算という意味です。

ではそれぞれ見ていきます。上の引用同様、アメリカの個人家計に関する会社NerdWalletthe balanceHP上で紹介されているものを抜粋します。

Allow up to 50% of your income for needs
50%まで必要な生活資金に回す
Groceries : 食料品
Housing : 住居費(住宅ローン)
Utilities : 公共料金
Insurance : 保険
Car payment : 車のローン


Leave 30% of your income for wants
30%を欲しいものに
Shopping : 買い物
Dining out : 外食
Hobbies : 趣味


Commit 20% of your income to savings and debt repayment
20%を貯金または借金返済に充てる
Savings : 貯金
debt repayment : 借金返済
車や家といった資産ではなく、消費者金融などから借入がある場合は貯金するように毎月手取りの20%は返していくというのを目安にすべき

なお、after-tax incomeは税金が引かれた後、つまり手取りを表します。手取りはtake homeという表現もあります。家に持って帰る=手取りですね。
お金を使い過ぎて貯蓄ができないという方は1つの目安として、今の手取りを50/30/20に分けてみてはいかがでしょうか?

20%にはcommitという単語が使われています。TVCMなどでもおなじみの「結果にコミットする」と同じです。一生懸命20%を目標に貯めていきましょう。

なお、生活費に50%以上使っている場合はどうすべきか?こんなアドバイスがありました。

If your absolute essentials overshoot the 50% mark, you may need to dip into the ‘wants’ portion of your budget for a while.

NerdWallet

もし生活費が50%を超えたら、30%の”自由に使える”割合をしばらく下げる必要がある。
overshootはコロナ感染拡大で何度も聞いた表現なのでイメージできますよね。

例えば子供が育ち盛りで食費がかなりかかり、どうしても生活費が50%を超えるようであれば、その生活費を切り詰めるのではなく、それは子供の成長を考えると必要な支出と捉え、30%の方を抑えるという考え方です。その間は少し、買い物を我慢してください!


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