
貸借対照表の基本を学ぶ
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財務諸表 資産・負債・純資産を英語で説明
貸借対照表(Financial Statements)バランスシート(B/S)とも呼ばれ、会社の一定時点(決算時など)の財務状態を「資産」「負債」「純資産」で表し、財務の健全性などを確認することができます。
バランスは残高という意味もあるため、その時点での残高を表していると意味もあります。

会社設立時を事例に貸借対照表の基礎をマスター
Aさんは目標であった不動産業をはじめるために会社を設立することになりました。株主はAさん自身です。行政書士や司法書士に会社設立の手続きを依頼し、晴れて本日、自分の会社「〇〇不動産株式会社」が誕生しました。
・資本金は100万円です。
・日本政策金融公庫から150万円の借入を行いました。
・会社に入ってきたお金は30万円を手元残しすべて銀行預金に。

実際は未払いなど様々な科目がありますが、ザックリと「左側(借方)が今の財産状況、右側(貸方)がどうやって資金を調達したか?」と覚えると分かりやすいです。
なお、借方と貸方の覚え方ですが、かりかた(借方)とかしかた(貸方)、りが左側にはねているので、左側が借方、しが右側にはねるので右側が貸方と覚えてください。
資産を日本語と英語で
資産の代表的な勘定科目(accont headings)を紹介します。

負債の代表的な科目です。

純資産(資本)の代表的な勘定科目です。

会計基準等によって日本語も英語も様々な表記方法があります。上記はあくまで一例です。資産・負債・純資産(資本)、そして流動性の有無などが表現できると、一気に英語で会計について話せるようになるかもしれません!
<参考文献>
英和・和英 金融・証券用語辞典
国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト〈2019年版〉: 国際会計理論
ピンバック: 投資のヒントにも?KAM(監査上の主要な検討事項)の定義を英語で – えいごのみー英語と経済同時に勉強!