医師からFPへ転身

投稿者: | 2020-05-09

FP協会が毎月発行するFPジャーナル。表紙に興味深い見出しがありました。「海外のFP事情を知ろう!医師からFPへのキャリアチェンジ」

キャロリン・マクラナハン(Ms.Carolyn McClanahan)さんという女性の医師&FPでCFP認定者です。

CFP資格についてはこちらの記事でまとめています。
CFP国際資格・上級資格について

医師とFPの仕事の本質は同じ

FP会報誌・FPジャーナル

という表現に惹かれ、マクラナハン氏のホームページも訪問しました。

たしかに私もFP相談の中で、お金の話を医療に例えることがあります。家計の見直し、資産運用など、現状を分析して、大胆な手術が必要なのか、投薬程度で様子をみるべきなのかなど。

健康診断のように客観的に分析して、解決策を提案するのがFPの役割でもあります。

また、当然ライフプランニングの中で、健康面のリスク、老後、そして最期。こういった私たちのフィジカル面にも言及することになります。

FPが医師のキャリアを持ち合わせていたら、かなり深く切り込んでいけそうですね。確かに彼女のHPには健康や医療とお金のことを絡めた情報が多く掲載されていました。

FPを志すきっかけの1つが、ご主人がエンジニアから陸上競技のコーチ兼写真家になりたかった際、転職(転身)することで今後の資産などについて確認したく、専門家であるFPを探したということです。

ただし・・・
その時の状況がHPにも記載されていましたので、引用します。


In 2000, my husband and I tried to find a financial planner to help us decide if he could change careers. The people we interviewed were more interested in sales or investing money, and not helping with the financial planning we desired. I went back to school for fun at the University of North Florida to learn about financial planning and found a new passion.

https://www.carolynmcclanahan.com/

最初の一文は分かりやすいと思います。ご主人が転職する際、FPを探そうとしたということが書いてあります。その次が重要です。彼らはセールスや投資に積極的だったようで、望んでいたファイナンシャルプランを受けることができなかったということです。

これは日本でも同じことが指摘されています。
FPの中には保険・投資商品の販売に積極的で、そちらをメインにしがちで、その結果、クライアントが求めていることと違う提案をするようなケースです。
相談料ではなく手数料で稼いでいると残念ながら揶揄されることもあります。ただ一方で、近年はFPの認知度も高まり、専門知識と高い職業倫理感を持ち合わせ、相談業務や顧問業務を中心に活動している人も増えています。同じFPとして嬉しいことだと感じています。

では本文に戻りますと、こういう状況に接して、自分自身でFPを学ぶためにまた大学に戻り、新しい情熱を見つけたと書いてあります。

医師としてFPとして「死」についてこのようなコメントもありました。

Finances at the end of life present a major concern for both patients and their families.  Financial planners are in a unique position to help clients through these difficult times. 

https://www.carolynmcclanahan.com/

<日本語訳>
人生最期におけるお金のことは本人(患者)にとっても家族にとっても非常に大きな懸念事項となります。FPはそういった大変な状況の中で顧客を支えることができる特別な存在です。


私も様々な困難な状況に直面した人から相談を受け、適切に対応できたかどうか自問自答することも少なくありません。でも、彼女のコメントに大半感動し、勇気づけられました。FPとして誰かの役に立てるよう、今日からまた努力していきたいです。

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