ロジャースの普及理論

投稿者: | 2020-05-16

ロジャースの普及理論とは商品が普及していく過程で、
消費者を5つに分類したものです。
イノベーター理論とも言われます。

英語では
Innovation theory
Diffusion of inovations
という表現が目につきます。diffusion は普及・拡散という意味です。

1イノベーター(約3%)Innovators
新商品をいち早く購入する顧客層です。その分野にかなり
詳しいのが特徴で、リスクテイカーでもあります。
例えばiPhoneの新型に並んでも買うような人たちです。

2アーリー・アダプター(約13%)Early Adopters
イノベーターの次の段階で購入する層で、オピニオン・リーダーが多いとされます。オピニオンリーダーとは口コミなど行い、 世論や集団の意思形成に大きな影響力 をもっている人たちのことを指します。

Adopters のadopt は採用するという意味の動詞です。

Source : The International Institute for Sustainable Development (IISD)

そして、アーリーアダプターと次のアーリーマジョリティーの間にキャズム: chasm があると言われています。chasmは溝です。ここを突破できるかどうかがヒット商品開発の重要な局面となります。

3アーリー・マジョリティー(34%)Early Majority
やや他の消費者より反応が早い層。
価格がある程度安定した時期に購入する傾向にあります。

Majority は多数という意味で、少数はMinorityです。

4レイト・マジョリティー(約34%)Late Majority
広告やセールスには簡単に乗らず、全体的に反応の鈍い層。

5ラガード(約16%)Laggards
伝統を重視し、新しい技術を拒否するような層。
例えばiPhoneなどスマホを使わずガラケーを使い続けている人などが携帯電話分野で言うとそれに該当します。

laggard はのろま、鈍い人などの意味です。

最後にキャズムについて記述されている英文を紹介します。

An often spoken about weakness in the innovation / commercialisation chain is the so-called “innovation chasm”. This refers to the inability of academic research to reach the market as products and services.

Institute for Cellular and Molecular Medicine

weakness : 弱点
so called : いわゆる
イノベーションや商業化(商品化)の弱点としてよく言われているのが、いわゆるイノベーション・キャズムである。これは、学術研究が製品やサービスとして市場に到達できないことを意味します。

引用先が薬の研究機関であるため、研究した製品(薬など)が市場に普及するうえで困難となるのが、このキャズムであるという文章となります。

九州大学ビジネススクール(QBS)の講義メモ 2016年9月受講

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