金利の歴史 利子は紀元前から存在していた!

投稿者: | 2020-05-29

金利の歴史を解説! 利子・利息・金利の違いは???


現在、銀行のフリーローンや消費者金融などからお金を借りる時の上限金利は15%~20%と定められています。

10万円未満の借入は20%、100万円以上の場合、15%が上限となります。

ちなみに私たちが銀行にお金を預けていて、元本に上乗せされて受け取るものを利息といいます。

逆にお金を借りて返済時に上乗せして払わなければならないお金を利子といいます。

そして、この利息や利子の割合を金利といいます。先ほども上限金利という表現を使いましたが、15%などは利子の割合のことです。

利子・利息はinterest、金利はinterest rate です。

さて、この利子や利息、そして金利の仕組みはいつはじまったのでしょうか?
(ここからは「金利」という表現に統一します)

通貨という仕組みができる前、世界最古のメソポタミア文明(紀元前2,500年ごろ)から既に金利という考え方が存在していたようです。(そうではないという説もあります)

当時は穀物や銀を今の通貨のように利用しており、銀を借りた場合は〇%と決まっていたということです。

なお、同文明のハンムラビ法典には上限金利が設定されていました。

現代でも弁護士や司法書士が「高い金利でキャッシュングをされた方、金利を取り返すことができます。」などとTVCMしていますが、紀元前より高利貸しが存在し、それらが社会問題となり、法典で上限を設定するといったことが行われていたようです。

紀元前、通貨ができる前から今と同じような考えがあったとは。とっても不思議です。

なお、天候・自然災害等で農作物が不作の場合は利息のみならず、元金の返済も不要(免責)な旨、記載されていたようです。

債務者を保護する姿勢、現代でも見習うべき点がありそうです!

では、金利の歴史が英文で紹介されているシーンを紹介します。

The earliest interest rates in Mesopotamia, Greece and Rome were set not economically to reflect profit or productivity rates, but by the dictates of mathematical simplicity of calculation.

Michael Hudson On finance, real estate and the powers of neoliberalism

メソポタミア、ギリシャ、ローマでの初期の金利は、利益や生産性を反映するために経済的に設定されたのではなく、数学的な計算の単純さを指示することによって設けられました。

言い換えると、現在の金利は利益や生産性を反映しています。よって少額の貸し出しはあまり効率が良くないので、上限金利が高く、高額な貸し出しは上限金利が下がるのも納得ですよね。

そして、当然貸し出しリスクも考慮します。「ちゃんと返してくれるのか?」できるだけきちんと返してくれそうな人に貸すために、基本的にお金を借りる時には審査があります。

最後に、こういった現在の金利について表現している英文も添えていますので、参考にしてください!

Many economists theorize that interest rates reflect productivity and profit levels, subject to the risks of lending.

Michael Hudson On finance, real estate and the powers of neoliberalism

多くのエコノミストは、金利は貸出リスクを踏まえ、生産性と利益水準を反映すると理論付けています。

貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで (早川書房)


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