クレジットカードの誕生シーンを英文をまじえて解説

みなさんはクレジットカードを何枚持っていますか?
日本クレジット協会の調査(2019年3月末)では成人一人あたり2.7枚保有しているようです。
私も航空系JCBカードでマイルを貯めています。また、WAON一体型のイオンカードもよく使います。
そしてガソリンスタンド用のカードもあるので、やっぱり平均に近い保有枚数でした。
そのクレジットカードはどうやって誕生したのか?英文と一緒に見ていきたいと思います。
あるニューヨークのレストランがきっかけだったようです。
以下、米クレジット大手のダイナーズクラブからの引用です。世界で初めて多目的でチャージできるカード会社になったとあります。
その下にエピソードが記載されていますので、先に英文から読んでみてください。
Diners Club becomes the world’s first multipurpose charge card
Diners Club
For businessman Frank McNamara, forgetting his wallet while dining out at a New York City restaurant was an embarrassment he resolved never to face again. Luckily, his wife bailed him out and paid the tab.
実業家のフランク・マクナマラにとって、ニューヨークのレストランで食事をしているときに財布を忘れたことは、二度と直面しないように決心するほど恥ずかしいことでした。。 幸いにも、彼の妻が財布を持ってきてくれたため支払うことはできました。
マクナマラ氏と知人の弁護士がニューヨークのレストランで食事をしていたのですが、財布を忘れたことに気付き、妻が財布を持ってきてくれている間、支払いを待ってもらっていたようです。
実業家でもあった彼にとっては、食事をしてすぐにお金を払えないということが相当恥ずかしかったようで、これをきっかけに手元にお金がなくても食事ができる仕組みを作ろう。というのがクレジットカードの始まりとなりました。戦後間もない頃、1950年頃の話です。
ダイナースクラブのダイナースは「食事をする人」という意味です。
そのダイナースクラブが日本にきたのは1960年頃。ダイナースクラブは日本初のクレジットカードとなりました。
1964年には東京オリンピックが控えていたこともあり、海外から日本に来る人が買い物などで不便を感じないように、一気にクレジットカードが普及していったようです。
現在はスマホでのキャッシュレス決済や暗号資産も決済に利用される傾向にあり、今後、クレジットカードがどのように利用されるか分かりません。
ただ、リボ払いなどで不相当の買い物をしなければ、やっぱりカードを持っていると便利です。
私もある日帰り出張の際、新幹線改札近くまで行って、財布を忘れたことに気付いたことがあります。新幹線の切符も買えず、財布を取りに帰っていたら仕事に間に合いません。
大ピンチでした!
その時、名刺入れに1枚クレジットカードを入れていたことを思い出し、その日帰り出張は何とか財布ナシで乗り切ることができました。
複数枚持っていたことと、そのうちの1枚を財布以外のところに入れておいたことが奏功しました。
資産運用もカードの管理も「分散」が重要です!

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