
1970年代の日本。2度の石油危機(オイルショック)を経験しても高い経済成長を続けていました。
日本の効率的な経営を評価したエズラ・ファイヴェル・ヴォーゲル氏が執筆したJapan as Number One(ジャパン・アズ・ナンバーワン)がベストセラーとなり、当時、大きな話題になりました。
戦後からの日本の回復、成長はJapanese Economic Miracleと呼ばれています。
ここで1つ英文を紹介します。
The Japanese Economic Miracle refers to a period from post-WWII to the end of the Cold War where Japan’s economy still recorded positive growth. The period was around 1945 to 1991.
World Atlas
日本経済の奇跡とは、第二次世界大戦後から冷戦終結まで、日本経済がプラスの成長を続けていた時期を指します。 その期間は1945年から1991年頃でした。
1991年頃までを日本経済の奇跡と称されているようです。ちょうどバブルが崩壊した頃です。
バブル経済とバブルの崩壊は日本経済にとって大きな分岐点となっています。
バブル経済:bubble economy , economic bubble
バブルの崩壊 : bubble collapse , collapse of bubble economy
では、それまでの日本経済の奇跡において重要な役割、位置づけとなったものはなんでしょうか?
例えば1950年の朝鮮戦争が隣国の日本に特需をもたらしたことも大きかったと言われています。二度の石油危機を経験し、なるべくエネルギーに依存しないハイテク産業にシフトしたことも奏功したと言われています。
そして、World Atlasによると通商産業省が大きな貢献を果たしたと記事で紹介しています。
The Biggest Contributor To The Economic Miracle
World Atlas
The Ministry of International Trade and Industry, formed in 1949, played a significant role in the economic recovery of the country. The ministry created a synergy between the government and the private sector to improve the productivity of industries thus leading to economic gains.
「日本経済の奇跡、最大の立役者」
1949年に設立された通商産業省は、国の経済回復に重要な役割を果たしました。 同省は、産業の生産性を向上させるために政府と民間部門の間に相乗効果を生み出し、経済的利益につながった。
今現在、日本経済や社会は他国と比べて生産性が低いと揶揄されることがあります。働き方も生産性ではなく時間重視の考え方。そしてそれらを変えるために「働き方改革」が行われています。
「仕事の負担は減ったけど、利益は上がっている」多くの人がそんな状況を体感できるような日本経済になることを期待しています!
<英語版>
Japan as Number One

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