GDPとGNPは何の略?三面等価の原則についても解説

投稿者: | 2020-08-21

GDPとGNPの違いを理解することで経済知識&英単語力UP!

GDP : Gross Domestic Product 国内総生産
Domestic:国内(空港の国内線でよく見かけます)

ある国において一定期間に新たに作られたモノやサービスの付加価値の総和を表しています。
日本は長年の低成長やマイナス成長により、おおよそ500兆円/年と覚えておくと良いと思います。

モノやサービスの付加価値とは?
例えばラーメン屋さんが麺や野菜などを仕入れ、1杯あたり200円のコストがかかったとします。これに手間暇かけて仕込むことで500円で販売した場合、ラーメン屋さんの利益は300円です。
この300円が付加価値と言えます。

ではラーメン1杯が作られ提供されることでGDPは300円が計上されるのでしょうか?答えはNOです。
同じようにこのラーメンには卸業者、製麺業者や農家などが関わっています。製麺業者さんも麺を作るために小麦を仕入れ、手間暇かけて付加価値を創り出しています。

よって、1杯のラーメン500円は関わった人全ての付加価値と言えるのです。

ここまでは生産目線で見てきましたが、これを食べる人がいます。これが支出です。消費者がお金を支出するのです。500円のラーメンを食べる人がいることで、ある意味、この付加価値が経済活動で意味をなします。

そしてその売上はどうなるかと言いますと、アルバイトや店主に還元されます。これが分配です。

このように生産面からみても分配(所得)面から見ても支出面から見ても国内総生産(GDP)は同じになることを、三面等価の原則(さんめんとうかのげんそく)と言います。

三面等価の原則:principle of equivalent of three aspects

GNPとは?

上で紹介したGDPは1993年より主要な経済指標として使われていますが、それまではGNPでした。

GNP:Gross National Product 国民総生産

GDPのDとNが違います。国内が国民となります。
さきほど説明したGDPは「国内」でどれだけラーメンはじめ経済活動が行われているか?を表したものですが、GNPは国内に関わらず「国民」、日本人がどれだけ?という視点に変わるのです。

相撲の世界などが分かりやすいですが、今や日本の国技でも外国人力士ばかりです。「国民」に注目するよりも「国内」に注目する方が、より日本の経済活動を示す指標としては精度が高いと言えますよね。

よってグローバル化により、GNPよりもGDPが使われるようになりました。その違いについて記述している英文を以下紹介します。

GNP and GDP both reflect the national output and income of an economy. The main difference is that GNP (Gross National Product) takes into account net income receipts from abroad.

ECONOMICS HELP

GNPとGDP、その両方が一国の経済における生産高と所得を反映しています。 主な違いは、GNPが海外から受け取る純収入を考慮していることです。

留学経験なし。30代から勉強をはじめて英語でセミナー講師になるまで (UFPブックス)

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