サンクコストとは?もったいない罠にひっかからないために!

投稿者: | 2020-12-07

先日、久しぶりにゲームセンターのUFOキャッチャーを行う機会がありました。

100円払い、あと少しで獲れそうで取れない!
もう100円払えば獲れるかも・・・
でもやっぱり獲れない・・・

数百円払ったし、あと1回やれば・・・

「今まで費やした金額がもったいない。あと少し費やせば」

UFOキャッチャーに限らず、こういう思いをしたこと、ありませんか?

こういったお金をサンクコストといいます。

サンク(sunk):sink 埋める、沈めるの過去形、過去分詞

企業も大きな設備投資をした後、採算が合わない、予想ほど儲からないと分かったとしても、投資した額がもったいない考え、しばらく非効率なビジネスを展開してしまいます。

これがサンクコストの罠です。

この罠にひっかからないように、「よし、いざぎよく撤退しよう」という考え方の方が効果的なのですが、なかなか難しいですよね。

できるだけ冷静に、今まで支出した金額よりも、これから支出する金額とそこから生み出される果実に目を向けることが大切だと思います。

私はFPとして独立する前に、税理士を目指して資格学校に高額な受講料を払って受講していました。
FP&税理士で開業しようと思っていたのです。
ただし、「今、FPだけで勝負したい」という思いが芽生え、途中で税理士講座をやめる決断をしました。

払った受講料にいつまでもこだわっていたら・・・
きっと違う展開になっていたと思いますし、今振り返ると良い決断ができたと思っています。

このようなアドバイスが英文でありました!

Sunk costs are excluded from future business decisions because the cost will remain the same regardless of the outcome of a decision.

Investopedia

埋没費用は、どのような意思決定をしても(支払った事実は変わらず)同じままであるため、将来のビジネス上の決定から除外されるものである。

冷静に先を見据え、今まで投じた費用にあまり固執しない!
大切にしたいお金との向き合い方です。

行動意思決定論―バイアスの罠

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