新しい金融サービスのキーワード!

先日、IFAとは何者か―アドバイザーとプラットフォーマーのすべて の著者3名による鼎談をウェビナー(zoom)で受講しました。
オンラインでのセミナーが盛んにおこなわれていますが、移動も必要なく、受講直前まで別のことをできるのは大変便利です。
一方で、やっぱり直接会場で受講した方が臨場感もあっていいなと、オンラインセミナーを受ける都度思います。
さて、セミナーの内容はIFAについて
Independent Financial Advisorの略です。
私自身FP&IFAとして活動していますが、あまり日本ではなじみがありません。ただ、欧米ではよく知られた金融のビジネスモデルの1つです。
よって、英文をまずは紹介したいと思います。
Independent financial advisers (IFAs) are professionals who offer independent advice on financial matters to their clients and recommend suitable financial products from the whole of the market.
Wikipedia
IFAとはお金の管理について顧客に独立(中立)したアドバイスを提供し、市場全体から適した金融商品の紹介を行う専門家です。
The term “independent financial adviser” was coined to describe the advisers working independently for their clients rather than representing an insurance company, bank or bancassurer.
Wikipedia
「独立系ファイナンシャルアドバイザー」という用語は、保険会社、銀行の社員として働くのではなく、クライアントのために独立して働くアドバイザーを表すために造られました。
上記2文から分かりますように、IFAは独立した専門家であり、金融、資産運用などのアドバイスを行いながら、その人に適した金融商品を販売することが可能です。
金融商品を提供するためには一定の証券会社等への登録が現実的には必要ですが(日本の場合)、雇用契約ではないため、ノルマ等もなく、自分のペースで、自分のポリシーを優先し、そして顧客のためにアドバイス&金融商品の提供が可能です。
私もFPとして独立開業しましたが、同時にIFAとしての活動もはじめました。
FP相談を受けてくれたクライアントに必要に応じてIFAの位置づけやサービス内容を伝えるのですが、多くの人がその存在を知らなかったというのが日本の状況です。
日本では人生100年時代、老後2,000万円問題など先を見据えた資産運用の必要性が高まっています。
そういった顧客の伴走者として転勤もなく、独立してある意味人生をかけて脱サラなど行い独立して業務を行うIFAの役割、認知度は今後少しずつ高まっていくものと思われます。
FPとしてビジネスを展開したいという人も1つの活動方法、収益源としてIFA登録を検討するのも良いかもしれません。証券外務員の資格(できれば1種)があれば活動ができますよ。
詳しくは以下書籍でご確認ください!