支出管理や予算を作ることは重要!
皆さんは家計簿をつけていますか?
国立社会保障・人口問題研究所による「2017年社会保障・人口問題基本調査」によると調査対象の10,369人中、「先月家計簿をつけましたか?」という問いに「はい」と回答した人は2,342、22.5%でした。7割以上の人が家計簿をつけていないようです。
ちなみに私もつけていません・・・。
当ブログで様々な海外のお金事情を伝えていますが、お金を上手に貯めている人は支出の記録、予算化や家計簿アプリの利用などを上手に行っている傾向にあります。
アメリカニューヨークから発信されているお金情報サイトthe balanceには以下のような記述があります。
Making a budget is the most important thing you can do to manage your money, but many people are reluctant to take this beneficial step.
the balance
be reluctant to ~:~をする気が進まない、消極的
予算を立てることはあなたのお金を管理するためにできる最も重要なことですが、多くの人々はこの有益な一歩を踏み出すことに気が進まないようです。
日本と同じような状況ですね。
私は現在、家計簿こそつけていませんが、一時期、収支を把握する取組みは行いました。そしてそれをベースに、予算化は行っています。
・毎月いくらぐらい生活費が必要か?
・いくら貯めることができるか?(貯めなければならないか?)
・貯める目的の明確化
細かい支出管理はしていませんが、貯める目的を明確にし、それに向けてどれくらい貯めることができるのか、そして、そのために生活費をいくらぐらいにすべきなのか?という逆算はできています。
よって、個人的に家計簿を継続的につける必要はないと思いますが、できれば、年に1回程度支出の把握のために家計簿をつけることをおすすめしています。
(継続的につけることが理想ですが、その結果、続かず、何の成果も得られないということを避ける意味もあります)
特に今は便利なアプリなどもたくさんあります。
the balanceによるとアメリカでは「Mint」というアプリが家計を総合的に管理できて便利のようです。
私はマネーフォワードMEを使っています。
クレジットカードやネットバンクなどと連動させることができるため、特に細かい入力をしなくても、日々の金融資産の推移を確認できます。
余談ですが、アジア経済に関する国際的なフォーラム(英語)が福岡で開催され、それに参加した際にマネーフォワードの社長が登壇されました。ちなみに私の隣の席はインド中銀の関係者。とても貴重な経験でした。
そして、マネーフォワード社長の講演の後、質問コーナーになり、「これは後悔する!」と勇気を出して英語で質問をした思い出があります。(その後、個別に日本語で話をさせてもらいましたが、とても壮大なビジョンを持っている方でした!)
無料版と有料版がありますが、私は無料版でも十分だと思います。
予定通り銀行に貯蓄をすると、自動的に家計残高がアップします。そしてそれをチャートなどで表してくれるので、増えると嬉しいですし、クレジットカードで大きな支出をする(または支出を直接入力)と、当然、資産残高が減るので、少し嫌な気持ちになります。
スマホはいつでも見ることができるため、時々チェックすることでお金を貯める意識を高めることができるのもメリットです。
こういったアプリを利用していない方は、まずは無料版で管理することからはじめてみてください!
<マネーフォワード>
<関連記事>
ファイナンシャルプランニングランキング